フリースペース「したいなぁ〜松戸」&松戸−登校拒否を考える会「ひまわり会」
ホーム代表者と顧問医師のコラム

子どもの心に寄り添って(24)

 ある新聞の相談欄です。「高校一年生の女の子です。クラス内では悪口を言う人が多くて、一方でまじめすぎる人がいます。私は大人になるために乗り越えなくてはならない試練だと思うようにしていますが、学校がとても辛いです。将来のこと、両親のことを思うと、学校を止めたいとも言えなくて、困っています。

 この子どもの言葉を解説してみます。
「クラス内では悪口を言う人が多く」
クラスの中が緊張状態にあります。辛い子ども達がその辛さから他の子どもを悪口を言うという形で攻撃しています。その原因として子ども達の学校生活が辛い、子ども達に無理な要求をしている学校が考えられます。

「一方でまじめすぎる人がいます」
辛い子ども達の中にはまだよい子を演じられる子どももいるという意味で、やはり学校生活が辛い子ども達の姿です。性格がよい子どもはこのような形で辛さを表現します。

「私は大人になるために乗り越えなくてはならない試練だと思うようにしています」
この子どももよい子を演じている、どうにもできない辛さをその子どもなりに乗り越えようとしているが、できないと訴えています。

「学校がとても辛いです」
体を学校に運んでいますが、つまり見かけ上不登校でないですが、心の中は既に不登校です。登校を拒否していますが親からの圧力で学校に行き続けています。

「将来のこと、両親のことを思うと、学校を止めたいとも言えなくて
親から学校に行かなければならないと言い続けられているから、行けない学校に無理をおして通っています。

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