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教育改革で登校拒否不登校が減らせるか?

 登校拒否、不登校の子供を減らすために、「教育改革」を正面から論じろと言う意見が有りました。そこで教育改革でどれだけ心が傷ついた子供達を減らせるのか、考えてみたいと思います。

 教育改革は学校制度、学校内での教育の在り方を考えようとする物です。ところが子供の教育環境とは学校ばかりではありません。子供自身が持っている生い立ちや、家庭、社会ばかりでなく、テレビやラジオなども子供の教育に大きな影響を与えます。受験に関しては学校や塾の教育環境が大きな影響を与えますが、子供の人格の形成という意味での教育に関しては、現在の学校の役割はそれほど大きくは有りません。場合によっては足かせになっていることもあります。その足かせになっている部分を改革しようとする教育改革ならある程度教育改革の意味が有ります。

 現在の学校教育が子供達を傷つけている要素の主な物は先生方の学級運営です。現在のように多様性のある子供達を理解できない先生方が、学校を、自分の職場を優先して子供を傷つけています。子供が学校で傷ついているのに、その学校へ子供を押し出す親により、子供はよけい傷ついています。問題は先生や親のあり方であり、教育改革というような、学校のあり方をいじり回しても、その効果には限界が有ります。子供達を傷つけないような教育制度が有れば別ですが、それは不可能でしょう。一人でも傷ついた子供達を減らせるという意味での教育改革の議論は必要でしょうが、それは他の至る所で成されています。

 今、心が傷ついた子供達が求めていることは、子供達の立場からの訴えであり、その訴えを素直に聞いて貰えることです。傷ついた子供達の居場所はどう作るかです。それらは現在の日本社会では無視されてきています。登校拒否不登校の子供達を守るためには、傷ついた子供達の立場からの分析と、傷ついた子供達の気持ちから親や学校、社会へ訴え続け、理解して貰う必要があります。

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